皆さん、こんにちは。
霧隠です。
足柄古道物語その2です。
距離にして1km、時間にしたらわずか20分の足柄古道。
その短い間に数々のエピソードがあり、歩いていて飽きない素敵な
街道でした。
まず、古道を歩き始めてすぐにある「景気石」。
説明板によると、この石は景気がいいと持ち上がり、景気が悪いと
地面に沈んでいく・・・とありました。
よ〜く見てみるとちょっと沈んでいるような(−−)
さらに進むと2つの休憩所がありました。
一つは「天狗」の、もう一つは「馬」の休憩所です。
天狗が休みに来るようで、話し声も聞こえてくるそうです。
さらにてくてく。
目の前に大きな石が2つ。
「男石」と「女石」。
おもしろい名前の石だなぁと思って説明板を読んでみると・・・
「男石、女石・・・通称呼びかけ石という。それは年の暮れに新たな
年を迎えたときに男石が女石に“お前もまた年をとったなぁ”と呼
びかけるからそう呼ばれている」
と書かれていました。
このようなユーモアあふれるエピソードがあちこちにあり、全く飽き
ません。
さらに進むと、「赤子が泣き止む松」なるものがあり、この松の皮を
はいで家で焼くと、子供の夜泣きがピタッと止まるという。先代の松
は皮をはがされすぎて死んでしまい、現在の松は2代目だそうです。
なんとおもしろい(^^)
言い伝えなのか、誰かの創作なのか、旅にエピソードはつきものとは
いってもこう100mおきにあると、思わずほほえんでしまいます。
さらに、万葉の昔から多くの旅人が通るこの足柄古道は多くの歌人も
歩いたようで、石碑には多くの和歌が刻まれています。
松尾芭蕉はもちろん、平安の貴族達なども多くの和歌を詠んでいます。
合戦の模様を詠んだ歌もありました。
やさしげな輝く陽光の中、歩きやすい古道を散策しながら平安の昔に
思いを馳せる・・・街道めぐりもまたオツなものです。
さて、古道の最終地点は残念ながら車道になってしまいます。
と思ったら、「←遊歩道」という看板があります。
今まで車道にでてもすぐ先に「←足柄古道」とあったので、あぁ、こ
は古道ではないのね、と思ってしまいましたが、後で分かりましたが、
この遊歩道を進むと足柄城の「五の郭」に到着いたします。
できればこの五の郭から四の郭、三の郭と順々に攻略するとより楽し
めるかもしれません。
次回はいよいよ足柄城の遺構についてご報告いたします。
それでは〜