皆さん、こんにちは。
霧隠です。
3/16(日)に埼玉県寄居町にある「鉢形城」に行って参りましたので、ご報
告したいと思います。
まずは、気ままな&超ええかげんな某のお城めぐりにお付き合いしてくださっ
た方々に感謝。
さて、東武東上線「寄居駅」から南に約1キロ。
荒川をはさんで鉢形城はあります。
荒川はその名の通り、荒々しいその流れは見るものを圧倒します。
お城の北側を流れるこの川は、鉢形城の自然の“水堀”と言っても過言ではな
いでしょう。
鉢形城の簡単な縄張り図を書くと、こんな感じです。

小田原合戦当時、北国勢として、前田利家、上杉景勝、真田昌幸さらに徳川家
康からの援軍として本多忠勝も参陣して、鉢形城を完全に包囲します。
荒川と深沢川に囲まれた鉢形城。
どことなくお城の立地条件は、長篠城と似ています。
北と東は川に守られているので、攻めるとしたら、南と西からになります。
なので、その南と西にはみごとな空堀が作られています。
その規模は小田原城の小峰の大堀切をほうふつさせる出来映え!
あまりにも見事な空掘に思わず、言葉を失いました。
深さは6mほどあったでしょうか。
広さもゆうに5m以上もあり、その大きさにただもう圧倒されます。
しかも、長さがはんぱじゃないです。
光りの関係(逆光でした・・・)うまく撮れませんでしたが、この見事な空堀
が30m以上続いています(もっとあるかも)。
このような見事な空堀を掘った北条氏邦公。
俄然、興味を持つようになりました。
地元のお酒、その名も「氏邦」のラベルには70万石の領地を領したと書かれ
ていましたが、その実力に似合ったすばらしいお城です。
さて、この空堀のすぐそばには、美しい“水堀”もあります。
やはり水堀は美しい〜
これは自然のものでしょうか。
それにしてもいきなりの空堀の迫力に魅了されて、デジカメのタイマーをフル
に活用して、このすっごい空堀のすばらしさをお伝えしたく、三の丸の上から
空堀の底まで8mはあるかという高さから猛ダッシュ。
こんな写真を写してみました。
(注)危険なので、空堀を降りるときはダッシュしない方がいいです。
しかし、こうして地元の方が堀底の木々を伐採してくださっているので、思う
存分空堀の魅力を味わうことができました!
空堀を十二分に堪能した後は、弁天池を見学。
ここには戦国当時、水が満々と満ちており、敵兵が攻めるのを防ぐ役割を担っ
ていたことでしょう。
現在はただの平地になっていますが・・・
そんな弁天池の中央には、弁天社が建っていたそうです。
わずかに他から高くなっています。
弁天池を見た後は、鉢形城、東の防御線、深沢川を見ます。
この川は荒川に比べると、非常にちっちゃい川ですが、
ポイントは、川の両側がものすごいガケになっていることです。
谷に流れている川のような感じです。
川自体は細くても、川に下りるまでに難儀な思いをして、さらに川を渡っても
三の丸にたどりつくまでに、8mほどのガケを登らなければならないので、こ
ちらも敵兵からの防御は万全です。
自然の川をうまく利用して築城された鉢形城の素晴らしさを実感できるスポッ
トですので、この深沢川は本丸からちょっと離れていますが、ぜひご覧いただ
ければと思います。
さて、このまま三の丸から二の丸に向かいます。
二の丸は公園としての整備が進んでいるのか、空堀もなにやら作業中でした。
しかし、木の杭なんて作って、空堀の下に下りれないようにしているのにはが
っかりです(まぁ、危険だからでしょうが・・・)。
こうして見ると、三の丸のなんにも手の加えられていない(但し、木が伐採さ
れているのは大歓迎!)状態の空堀の方が断然興奮します。
お城が公園化して、一般の方に楽しんでいただくのはいいですが、戦国の息吹
が感じられないくらい人工的なものにするのはいかがなものかと思います
が・・・
気を取り直して、二の丸先端の空堀を見学。
小さいながらもなかなかの存在感。
さっそく堀底に下りて楽しむことに。
やはり空堀は掘底に降りてみるとそのすばらしさをより実感できます。
高さは4mほど、広さも3mほどでしょうか。
でも、なかなかの存在感です。
二の丸と本丸の間に道路がありますが、どうやらそれが戦国当時は大きな空堀
をなしていたようです。
ん?
ということは、鉢形城の中央を道路が分断しているのかっ!?
なんてこったい!!
右側の下側にうっすら見えるのが道路です(−−)
それはさておき、鉢形城は広大なお城です。
本丸、二の丸、三の丸。
どれもそのスケールたるや驚くべき大きさ。
北条氏の偉大さを実感できます。
さすが、氏邦公。
父、氏康公の3男にして、4代目当主、氏政公の弟として、北条氏のNO3と
しての実力を持っていたのは、このお城をみると一目瞭然。
鉢形城、すごすぎです。
久しぶりにお城に来て、感動いたしました。
ちょっと長くなりましたので、一旦終了し、後半は後ほどご報告いたします。
それでは〜