皆さん、こんにちは。
霧隠です。
八王子城物語。
第2話は、八王子城の縄張りについてです。
本丸周辺の縄張り図を書くとこのようになります。

今回は、大手道を歩いて、ひき橋を通り、御主殿に行きました。
そこで、お昼を食べ、御主殿の滝を見学。
その後、御主殿の奥にある殿の道から攻略開始。
殿の道とは、普段、城主である氏照公が住んでいる“御主殿”から本丸への直接
向かえる秘密のルートです。
お殿様が歩く道だから殿の道。
* でも、本当の殿の道ではないかというルートは完全にヤブの中なので、今回は
石垣群を見るルートを歩きました。
このルートは初めて八王子城を訪れるときには全くその存在にも気づきません。
というのは、ふもとでもらえる無料パンフには書かれていないからです。
しかも、そのルートには説明板もなにもありません。
ある意味幻の、通のみが楽しめる場所が殿の道なのです。
さらにさらに、この道には八王子城最大の遺構が隠されているんです!
それは、「4段石垣」です。

最初の石垣は小粒の石を2段くらい積んでいて、かわいらしい雰囲気。
2段目の石垣はもう少し大きな石がさっきよりしっかりがっちり積まれている。
3段目の石垣は、高さも4段くらいあり、さらに幅も5mありなかなかの存在感。
そして、最後の4段目の石垣は・・・もう、ビックリです。
高さは3mばかり、幅も10mはある八王子城最大の大きさの石垣が目の前にどー
んと姿を現します。
これほどの石垣が木々に隠れてひっそりとたたずんでいる姿は思わず息をのみま
す。
見事! の一言です。
関西にある豪快な石垣には遠く及ばぬものの、関東に石垣あり! と誇れるほど
の力強さ。
ほれぼれします。
この殿の道ですが、ちょっと分かりにくいです。

ええと門から御主殿の右奥まで行き、よーく目を凝らすと細い道が見えてきます。
夏場はちょっと草木が生い茂っているので、躊躇しますが、しっかり道が存在し
ます。
沢のような細道を歩く事5分。
右手に道が分かれています。
そこを登るとすぐに第一の石垣が出現します。
ちなみに、まっすぐ沢を登ろうとしても途中で行き止まりっぽくなります。
そうしたら、無理して前に進まず、来た道を戻りながら、左手に注意を集中すれ
ば殿の道が分かると思います。
第一の石垣後は、登り道を蛇行しながら登っていくと、第二の石垣、第三の石垣、
そして最後の大石垣を堪能できます。
この道を氏照公が歩いたと思いながらの歩くのも一興です。
ここの道も山道なので、最後の5分間はなかなかの急勾配。
ひーふー言いながら登ります。
この御主殿から殿の道を登る事20分ほどで山王台にたどりつきます。
山王台からはそのまま松木曲輪へ行くルートと一旦柵門台へ行く2つのルートが
あります。
図に書くとこんな感じです。

逆にいうと、柵門台から降りてくると、山王台に着きますが、殿の道はぱっと見
見つけにくいです。
登り道が目に付きますが、その幅広の道を登るとまっすぐハイキングコースが続
き松木曲輪へ向かいます。
殿の道へのルートは降りる道を探しましょう。
ちょっと不安に思いますが、結構道はしっかりあるので、歩きやすいです。
でも結構急なので、転ばないように気をつけましょう。
降りる事10分で例の見事な大石垣を堪能することができます。
柵門台から山王台へのルートですが、これも結構分かりにくいです。
図に書くとこんな感じ。

柵門台から高丸へのルートはよく整備され、幅広の道なのでうっかりするとそち
らに行ってしまいます。
高丸へ向かう道のそばにほっそーい道が向こうに続いています。
それを5分くらい進むとあっという間に山王台にたどりつきます。
御主殿→殿の道→山王台→柵門台というルートを歩いたことになります。
ここまでの時間は大体30分くらいでしょうか。
次回は、本丸までの道順をご紹介したいと思います。
それでは〜