皆さん、こんにちは。
霧隠です。

山王台から、柵門台までは5分ほど。
あっという間にたどりつきます。
ここには、休憩できるようにベンチが用意されています(^^)
ここから本丸に向かう道に隠れて、こっそり山王台への道がのびています。

さらに、この柵門台から金子丸に50メートル戻った場所から右手に石垣のある
ガケがあります。

図に書くとこんな感じです。

うっすらとガケに降りられる道があります。
そこを躊躇することなく進むとすぐ下に石垣が!
ここの石垣はなかなかのもので、長さは10mほどあります。
ところどころ崩れかけていますが、高さも3mほどあり、見事としかいいようが
ありません。
八王子城にはこのような石垣がところどころにあります。

さて、柵門台から高丸までは本格的な山登りです(^^)
ここが八王子城で最も険しい場所でしょう。
時間にして10分たらず。
でも、なかなか大変。

くねくね曲がったのぼり道に四苦八苦するかもですね。
でもでも、
 
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こんなくねくね道ですが、登り道の曲がり角でふと上をむくと、木々に隠れてい
た景色が突然、急に開け、眼下に街並みが広がります。
思わず立ち止まり見とれてしまいます。

この最難関を無事クリアすると、高丸にたどりつきます。
ここはちっちゃな踊り場のようです。
ここまで来れば本丸までもうすぐです。
「九合目」
という看板がもうすぐだというのを伝えてくれます。

ちなみに、この高丸の本丸とは逆の方面のガケを降りると前田利家公が攻めてき
たルート向かうことができます。
さらに、馬場道も(分かりにくいですが)つながっています。

高丸からまずたどりつくのが松木曲輪。
でも、その前に、すんばらしい風景を楽しむことができるんです!!

今まで木々に遮られあまり見晴らしが良くなかったのですが、ここに来て、180°
のパノラマ風景が広がっているのです。
眼下に広がる八王子市の街並み。
ここまで登ってよかった〜
と心から思える場所です。

さらに、ここまで来るとようやく八王子城の醍醐味の一つ。
気持ちのいい〜風がそよそよと吹いてくるんです。
夏のあっちーときに八王子城を登ってもここまで来ると気持ちのいい風を堪能す
ることができるのです。
(でも、当日は珍しく無風状態、しかも小鳥のさえぶりも聞こえなかったです)

高丸からわずか5分。
二の丸でもある松木曲輪にたどりつきます。
ここはめっちゃ広いです。
さすが二の丸。
しかも景色がとってもビューテホー。
ええながめです。

二の丸は中山勘解由という人物が守備を担当していました。
しかし、少数の兵では持ちこたえることはできなかったのでしょう。
十分な兵がいたら簡単にはおちないと思います。

二の丸からまずは小宮丸に向かいましょう。
本丸に向かう道を途中、右手に曲がります。
この道も細いのでなかなか見つからないかもしれません。

しかも夏場はヤブがちょっとあるので、ためらうかもしれません。
でも、ずんずん進むと、草がぼーぼーの曲輪にたどりつきます。
ここが三の丸。
ここもなかなかの広さです。
しかも、しっかり看板があります(すみっこの方にひっそりと)。
ここは狩野一庵という人物が守っていたそうです。

そして、いよいよ本丸に!
石段を登って、坂を登るとすぐに本丸です。
でも、めちゃめちゃ狭いです。
20×20m四方の平地は、とてもここが一大山城でもある八王子城の本丸? と思
うくらいの小規模な場所。

ちょっとビックリです。
しかも見晴らしが悪いです(−−)。
ここは横地監物が城代として入っており、主に城全体の指揮をとっていたそうで
す。

でも、狭いです。

ここまでが、お城のメイン部分。
でも、八王子城はまだまだ半分も攻略していないのです。
ここまでの攻略時間が大体40分くらい。
まだまだ八王子城の広さはこんなもんじゃぁありません。

本丸へ行って帰るだけでは、八王子城の全てを見てきたとはいえません。
まだまだ、竪堀、堀切、馬冷やし、石塁、石垣、切岸、馬場道などなど山城を語
るのに外せない数々の遺構がてんこもりです(^^)

次回は、本丸から詰のお城までの八王子城の残り半分の縄張りをご紹介いたしま
す。

それでは〜

その4へ


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