【キリのコメント15】
今回のお話は殺伐としていますね。
腹違いとはいえ兄弟に殺されてしまうのですから。
しかも、2回も!
これは妻争いの物語として語られているそうで、古代もこのような陰惨な出来
事があったのでしょうか。
殺され方もすさまじいですね。
熱した大岩をはっしと抱きとめるわけですから、焼けただれた姿を想像するだ
けでも…
その後の復活劇も劇的です。
この赤貝の粉にハマグリの汁(母乳に似ている)を溶いて、患部にぬるのは火
傷に対する古代の民間療法の一つだったようです。
無事、復活したオオナムヂをさらに殺す兄弟神。
古事記にはこのような殺伐とした凶暴性あふれる出来事が結構多くでてきます。
そのあまりにも生々しい表現には圧倒されます。
二度殺された後、オオナムヂは母親の説得で、木の国(紀の国:和歌山県)へ
いきます。
その後、オオヤビコの案内でスサノオのいる根のカタスコクへ行くのですが、
木の国が根の国とつながっていると考えているからでしょうか。
木の国だから、その根の国にいけるのだと。
(あ、これは私の憶測でしかございません)
次回は、スサノオとの物語をご紹介します。
ん? スサノオは確かオオナムヂの6代前のご先祖様だったはずだけど…
それでは〜