皆さん、こんにちは。
霧隠です。
北陸のお城めぐり、2日目は石川県は金沢市にあります、金沢城です。
城主は昨年の大河ドラマの主人公、加賀百万石の祖、前田利家公です。
金沢城というと、最近までは重要文化財の石川門が有名でしたが、昨年の大河
ドラマに合わせて、平成13年に菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が再建されて
いるのです!
これが日本古来の伝統工法で史実に忠実再建されたそうで、今後200〜250年
以上持つように再建されたそうです〜
さて、この金沢城ですが、金沢駅から2キロ以上の距離があるので、歩いてい
くのはちょっと大変です。
なので、バスを利用しますが、行き先は・・・「兼六園」です。
ご存知日本三名園の一つです。
バス停を降りて、まずは金沢初代城主、前田利家公にごあいさつ。
光の具合でよく分からないでしょうが、なんとかぶっている兜は"金"色でコ
ーティングされています。
それにしても一代で加賀百万石を築き上げたことには感服いたします。
彼の人柄、能力もあるのでしょうが、やはり奥方、まつの方の内助の功もあっ
たのでしょうね。
さて、いよいよ金沢城に入城です。
まずは、石川門。
こちらは現存建物です。
作られた時代は、1788年。
国の重要文化財に指定されています。
あいにくの曇り空なので、青空と櫓のコントラストを楽しむことができません
が、なかなかの存在感です。
石川門をくぐると枡形になっており、櫓門があります。
櫓門とは石垣の上に櫓がある状態をいいますが、これを見ると近世城郭に来た
なぁと思います。
…中世城郭(一般的には山城)には、こんな立派な建造物がないので。
さて、金沢城のこの場所には、不思議な石垣がございます。
それは、左右の石垣の積み方があきらかに違うのです!
左が打ち込みハギ、右が切り込みハギ。
一般的には打ち込みハギの方が古く、切り込みハギは技術力も必要なので、江
戸時代初期ごろにでてくるつみ方です。
金沢城の案内所で無料でもらえる「金沢城の石垣めぐり」というパンフによる
と(このパンフはなかなかいいですよ!)、明和2年(1765)の改修時のもの
と考えられており、文化年間に書かれた古文書にも「左右違い分けて積むのは
おかしい」という書かれているそうです。
櫓門をくぐりぬけ、目の前に広大な広場が広がっています。
ここは三の丸広場。
その広場の先にあるのは…
う、う〜ん、くもっているので、なんだか地味〜に写っていますが、いいんで
すよ、この再建建築物。
昨年の大河ドラマ「利家とまつ」のため(?)に再建されたこの「菱櫓、五十
間長屋、橋爪門続櫓」は資料に基づき史実を尊重し、文化6年(1809)に再建
された形に復元し、日本古来の伝統工法によって建築されました(パンフより)。
どうやら明治以降に建てられた木造城郭建造物としては全国最大規模だそうで
す。
さて、説明はこれくらいにして、それぞれの美しい姿をご紹介いたします!
「橋爪門続櫓」
二層、三層の櫓達。
あまりにもよくできており、戦国時代にタイムスリップした錯覚をうけてしま
います。
これらの建物が金沢城のシンボルとして人々に認知されていくのは間違いない
と思います。
さて、復元建造物を心行くまで楽しんだ後は、石垣探検ツアーです。
先ほどもご紹介いたしました「金沢城の石垣めぐり」。
このパンフレットが紹介している金沢城の石垣は全部で10箇所。
1.石川門石垣
2.内堀石垣
3.菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓石垣
4.二の丸北面石垣
5.土橋門石垣
6.数寄屋敷石垣
7.戌亥櫓石垣
8.三十間長屋石垣
9.鉄門石垣
10.東の丸北面石垣
金沢城をぐるりと一周大体1.5キロ。所要時間は約1時間20分。
もちろん、金沢城にはここであげた場所以外にも素敵な石垣がごろごろしてい
ます。
最初はこのパンフの存在を知らなかったので、気ままに石垣を見て回りました。
そこで、東に向かい、東の丸北面石垣を堪能しました。
ここの石垣の積み方は野面積みと呼ばれるもので、ほとんど加工のない自然石
を積み上げています。
400年の歴史を感じさせる趣きのあるコケむした石垣です。
「東の丸北面石垣」
次回は金沢城の石垣たちと本丸についてご報告したいと思います。
それでは〜