皆さん、こんにちは。
霧隠改めキリです。
金沢城攻略紀第2話は、緑豊かな本丸を中心にご紹介したいと思います。
と、その前に、さてこの石垣の積み方はなんていうでしょう〜
そう、正解は算木積みです。
中国の占い(易)で使用される棒のことをいいます。
その算木のような形の積み方なので、こう呼ばれているのでしょう。
石垣のかどっちょを強固するときに使われる積み方です。
さて、この算木積みの石垣の右側にずーっと長く続くのが、戌亥櫓石垣です。
こちらのつみ方は打ち込みハギです。
打ち込みハギとは、形や大きさをそろえた割り石を用いて積み上げる技法のこ
とをいいます(金沢城の石垣めぐりより)。
本丸に行く前に、鶴丸と呼ばれる場所から菱櫓、五十間櫓、橋爪門続櫓を撮影
してみました。
「鶴丸から菱櫓、五十間櫓、橋爪門続櫓を望む」
なかなかの風情ですよね〜
鶴丸から本丸に向かいます。
途中に東丸があるのですが、ちょっとビックリいたします。
近世城郭になぜに、こんな森林が!
…しかも、本丸周辺に?
「東丸」
金沢城は、大政奉還によって、幕府が滅び、明治維新をむかえ、前田家から陸
軍が主人に変わりました。
終戦後、金沢城は金沢大学のキャンパスとして利用され、平成7年からは、都
心部に残る豊かな自然と歴史を学べる公園として生まれ変わったそうです。
ということで、本丸は金沢大学の植物園として利用され、本丸周辺もジャング
…もとい、自然に満ち溢れています。
なんと、本丸の森には550種類の生き物がいるそうです。
今は、市民の憩いの空間になっています。
でも、本丸がヤブで生い茂っている姿を見ると、名も知らぬ山城の本丸と一緒
の錯覚を受けるのは某だけでしょうか。
ちょっとビックリです。
見事な森林です。
森林浴にはもってこいですね。
季節も新緑の時期で、木々も若々しいエネルギーがみなぎっています。
せっかくの自然だったのでお城ではないですが、こんな写真も撮ってみました。
「新緑あふれる本丸」
きっと紅葉の季節にきたら素敵でしょうね。
さて、金沢城には「金沢城の石垣めぐり」というパンフがあるくらい、いろい
ろな種類の石垣がございます。
石垣の種類には簡単に分類して、「野面積み」「打ち込みハギ」「切り込みハギ」
「算木積み」という積み方があります。
野面積みと打ち込みハギ、算木積みはすでにご紹介していますが、本丸に向か
う鉄門は切り込みハギの積み方をしています。
こちらは、石同士の接合部分を隙間なく加工して積み上げる技法(パンフより)
で、高度な技術を必要とします。
どうです?
見事でしょう〜
ここまで行くと芸術的ですね。
積む前に前もって設計しておくのでしょうか。
それにしても見事ないい仕事をしております。
でもですね。
この鉄門から本丸を見ると、なんだか今からジャング…もとい、大森林に冒険
に行くような気分になるのは、気のせいでしょうか?
鉄門の近くには、石川門同様現存で、重要文化財に指定されている三十間長屋
がございます。
二層二階の建物で、実際の長さは26間半です。
1858年に作られたそうですね。
さて、いよいよ三十間長屋から、復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓へ
向かいます。
と、その途中の石垣に刻印を発見!
しかも、ものすごい数です。
種類も豊富で見ていて楽しいです。
「金沢城の刻印たち」
中には丸に十の字の刻印もあったりと、見ていてあきませんでした。
さて、次回は、いよいよ菱櫓、五十間長屋、橋爪門続と大手門をご報告いたし
ます。
それでは〜