霧隠です。

昨日に引き続き、信濃の旅〜村上一族のお城〜編です。

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松代から車で荒砥城へ。ここは村上義清の居城「葛尾城」の

すぐ近くにある支城で、屋代氏の居城と言われています。

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お城の遺構を再現されており、三の郭、二の郭、本郭の櫓や

館まできちんと木で作られています。石垣も薄ーい石を積み上げて

作られています。

二の郭櫓からの眺めは絶景で、葛尾城、姫城、その他の村上の支城

が見渡せます。

典型的な山城のなわばりを堪能できます。

このMLでも皆さんがお奨めしているのに納得!

山城の遺構を体験したい方、一度は見る価値はあります。

本郭の館には、市のビデオもありました。

結構ちゃんとしたもので、このような市の取り組みはうれしいですね。

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このお城は、後に徳川方になった、屋代氏に対して上杉景勝が攻めて

1週間で落ちたらしい・・・

1週間持ったのがすごいのか、やっぱり1週間しかもたないのか?

某のあさはかな知識ではわかりませんでした。

でも、やっぱり篭城するからには援軍がないときついでしょうね。

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それから、二の郭で見た、村上良清の居城「葛尾城」へ、いざ!

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ここからは、全ての山城攻略未経験者へのメッセージもこめて書きたいと

思います。

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葛尾城〜恐ろしき罠と遭難の旅〜

自慢ではありませんが、某山に登った経験は中学校の旅行で榛名山に

登ったくらい。整備された道を20〜30分くらい登ったのみ。

葛尾城は30〜40分くらいとの話。

初めての山城攻略に胸を躍らせ、M殿から杖を借り、いざ、登城!

登り始めて、すぐのところで20代後半くらいの青年に遭遇。

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ここで、みなさんに質問

「右側を行くと近道1.2kmで、道はちょっと険しいが大体30分くらい。

 左側は今のようななだらかな道が続き、1.4kmで大体40分くらい。

 ちなみに僕は近道から登って降りてきたところ」

と、言われてあなたならどちらから登るでしょうか?

道は険しいというと、うっかりすれば落ちてしまうこともあるん

だろうなぁー。だったら、このままのなだらかな道をのんびり歩いた方が

危険じゃないだろうなぁー。

とM殿と相談して、すぐに左からの迂回路を選択。

はじめはテクテクと順調に登っていきました。

途中、葛尾城→ という看板があり、某達一行は、確か姫城は左の山だった

ので、左に行けば姫城があるのかな? と勘違いして、登ったのですが、

すんごい狭い所にでて、そこにはなんの看板もなく、ここが姫城跡?

と思うほどの狭い場所。でも木には誰かのタオルが・・・

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仕方ないのでここが姫城かもと勝手に思って証拠の写真も撮り、MLの

どなたかにでも検証してもらおうと山を降りることに。

また、さっきの葛尾城→のところに戻り、せっかくきたのだからと

いうことで、ちょっと(というよりかなり)急な坂を登って葛尾城

を目指すことに。少し登るとまたゆるやかな坂になり、そのまま20分くらい

テクテクと・・・あ! やっと頂上!? と思える広場に到着!!

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ここが本丸跡かなぁ。と思えるほど広い場所。でもここにもなんの看板がない。

(村上はやっぱりマイナーなのかなぁ)

また、そこには人の姿が・・・

とりあえず、確認をこめて

「ここは葛尾城跡ですか?」

「いや、違うよ。ほら、あそこに見える桜のある場所が頂上だよ。」

と涼しい顔でのたまう。さらに追い討ち

「今は標高600mだから、あそこまであと200mだね。時間にして20分くらいかな。」

と貴重なアドバイス。でもどう見ても登山なれしている服装にアイテム(なんと

いっても標高時計も持参してるし)。

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見上げると、桜の木ははるかかなた・・・さらに急な山道・・・

(うそでしょう! まだ登るのかなぁ。かなーり急だし、道も狭くなってるし・・・

 たしかふもとのお兄ちゃんはゆるやかな道と言っていたじゃないか!!

 どこがだ!)

と一人つっこみをしたあと、M殿の顔をちらりとみる・・・

「さぁ、行きましょう!」

がっくし。←(あくまでもその時に思った気持ちです。お許しあれ。M殿)

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そのまま、登ることに。でも・・・だんだん道が狭く、険しく、

足場もすべりやすく・・・

下を見ると足がすくんでくる・・・

そうだ、拙者は高所恐怖症なんだ。落ちたら死んじゃうんだろうなぁー

と思いながら登ること多分十分。

だめだ、もう・・・だめ・・・足がすくんできた。こわいよー。恐ろしいよー。

山城攻めは命がけなんだ・・・知らなかった。もう絶対登らないゾー。

「M殿、だめ、足がすくんで進めません。某を置いていってくだされ。」

「じゃ、行きますね。」

とすたすたと先に進まれるM殿。

たくましい、たのもしい。すっごい! ご先祖様が引き寄せるのか、それまで

某が先陣を駆けていたのですが、ひるむ某を尻目にずんずん進むM殿。

「そこだけ険しいのですよ。そこを抜ければまた楽になりますよ。」

と上から頼もしい声が。

そうか、ここだけか・・・もう、降りる自信もないし、毒をくらわば皿まで!

と文字通り死ぬ思いでその急&狭い&切り立った道を恐怖にかられながら駆け上り

ました。やっぱりM殿が登れたことで、ふんぎりがつきました。

そのまま、もはややけっぱちな気持ちで上まで登りました。

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着いた! 着いた! ついに登ったゾ!!

ふー。途中勘違いしたけど、約1時間。さらには死ぬ思いまでして1時間。

山城ってこんなにつらいんだ。

MLのみなさんもこんな思いをしているのか、それとも某が軟弱者だけなのか。

他の山城がみんなこんなだったら、もう・・・2度と・・・登らない・・・きっと

とヒーコラ、ゼエゼエしながら、本丸跡にいくとやっと看板が。

その上には櫓もある。

登って見ると、ウワー、すごいいい景色!!

360度すべて見渡せるパノラマ風景。

標高約800mの高さから見る景色はまさに絶景。

上田市もみえるし、家々の小さいこと。みんなが山を登るのも納得ですし、

山に城を作るのにも納得。山城は篭城を考えるより、支配地域を見渡せることと、

住民への威圧を兼ねているのかなとも思いました。

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頂上の櫓になにやら、ノートが。

ご自由にお書き下さい。 ふむふむ、登頂記念の記帳か、どなたかMLの人の

名前はないかなと思い、パラパラと。

・・・・ 小学校3年生 きつかったけど、景色がいい

・・・・ 小学校5年生 楽しかったです

え! 小学生! 10才でもこの山城を攻略できるの。

途中泣き言言って、もう登れない! といっていた某は・・・

小学生がすごいのか、某が軟弱者なのか。ただもう絶句でした。

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ちょっと、かなり長々となってしまったので、ここでいったん区切って

下山&姫城攻略&遭難編はPart弐に続けて書きたいと思います。

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とりあえず、葛尾城、左のゆるやかコースはお奨めできませぬ。

どなたか登った方がいらっしゃったら、ご感想をお聞かせ願いたいです。

某としては、初めての山城攻略に葛尾城はちょっと・・・絶対・・・

お奨めできませーん!(←M殿ならびに、村上一族関係の方々

すみません。村上云々というより、あまり整備されていない山城はつらいかも

というだけです。)

やっぱり、村上義清公・・・マイナー(何度も失礼)なのか、武田に滅ぼされた

のがいけないのか・・・上田原の合戦でもう一押しできなかったのが悔やまれます。

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