皆さん、こんにちは。
霧隠です。
さて、しまなみ海道でサイクリング。
因島で大体半分の20キロ。
次なる生口島は12キロの距離。
さりげなく10キロ以上の行程は長く感じます。
生口島は基本的に海岸沿いにサイクリングします。
ので、快晴に恵まれると海と青空と瀬戸内海の島々の鮮やかなコントラストを心
行くまで楽しむことができます。
まさにサイクリングの醍醐味を堪能できるのです。
晴れた日の海辺のサイクリング。
最高の贅沢です。
ママリャリで必死にペダルをこいでいる某の横を本格的なサイクリング用自転車
で専用のヘルメットを着用しているサイクリング集団が追い抜いて行きます。
さすがプロ。
追いつけません。
生口島の最大の目玉は「耕三寺」です。
実はしまなみ海道には観光バスが出ています。
福山駅から出ている観光バスですが、それによると耕三寺の滞在時間は2時間。
某が行きたい大三島の大山祇神社の滞在時間は1時間。
むむむ、ということは耕三寺のほうが見所満載!?
耕三寺とはどんなお寺なのか。
興味がわいてきたので、途中寄道してみることに。
生口島サイクリングロードのちょうど真中の6キロ地点にあるのが耕三寺。
「←耕三寺」という看板の案内のまま自転車でむかいました。
向かいました。
・・・お城がありました。
えっ!
あの天守閣は一体なんじゃらほい。
耕三寺ってお城だったの??
素人目にはどうみても立派な2層の天守閣。
しかも白亜のお城。
白漆喰が青空に映えています。
ススス〜
とお城に近づくと、お城にシャッターが!!
どうやら車の格納庫みたい。
窓もしっかりありました。
どうみてもふつーの家のよう。
お城をモチーフにした個人宅?
な、なんだ、この建造物は。
再建天守閣や模擬天守閣とはあきらかに雰囲気が違います。
???
と思いながらも耕三寺に入りました。
わぉ、なんだかゴージャス。
お寺というと質素なイメージがありましたが、ここは中国のお寺のようにどこと
なく鮮やかなイメージがします。
さっそく説明板を読むことに。
耕三寺
耕三寺耕三が昭和10年に亡き母のために建立したのがこの耕三寺だそうです。
おぉ、戦国時代に大名が両親を祭るために神社やお寺を建立するという話しはよ
く聞きますが、昭和になって母親のためにお寺を(しかもかなり立派な)建立す
るとは耕三寺氏はなんとすごいお人なのだろう。
説明板によると大阪の鋼管溶接会社の社長さんで、母が亡くなってから僧籍に入
ったそうです。
この耕三寺は、重要文化財、重要美術品など多数陳列されています。
まわりは土産物屋も多数あり、一大門前町と化しています。
しまなみ海道の観光地としても有名で、多くの観光客が訪れていました。
さて、それはいいとして、例のお城は一体なんじゃらほいと思い、さっそく受付
(入寺料は1000円)のお姉さんから情報収集。
すると、あのお城もどきは現在副住職さんが住まわれているそうです。
ただの家ではつまらないので、お城風に築城されたのでしょう。
ええなぁ、お城に住めるなんて。
かなりうらやましいです。
それにしてもこの突然の天守閣には驚きました。
だからなんなのだと言われそうですが、個人がこれほど立派なお城を築城できる
のを見るのもおもしろいと思います。
先を急がなくてはならなかったので、耕三寺には入らず、次の島、大三島に向か
います。
時間はすでに12時。
途中食事をして休息しましたが、すでに2時間たっています。
予定ではすでに大三島についていなければなりませんが、さすがに思い通りに到
着しません。
さて、生口島から大三島にかけてかかっている橋は多々羅大橋といいます。
長さ1600m。
この橋は渡るのに自転車だと100円かかります。
橋だけでも1.6キロあるのですから驚きです。
大三島もアップダウンの激しい島です。
大山祇神社までは約6キロ。
文字通りラストスパートです。
途中、「↑多々羅温泉600m」の看板があります。
は、入って疲れをとりて〜
と思いながらもヒーヒーいいながら、坂道を登って行きます。
やっとの思いで到着したときには時刻はすでに1時。
9時にスタートした訳だから4時間かかったわけになります。
でも、途中で30分昼食をとり、耕三寺や郷土資料館で時間をつぶしたので、ト
ータル3時間弱で40キロを走破したことになります。
やはり、橋の登り坂と因島の登り坂が厳しかったです。
それでもまだ大山祇神社という目標があったのと、海の景色がすばらしかったの
で、それほど疲れませんでした。
次回は大山祇神社が誇る国宝甲冑をはじめ、戦国時代(というよりどちらかとい
うと鎌倉時代)、の甲冑についてご報告します。
それでは〜