2001/01/20 【アクチュエータ編TOPに戻る】
ここでは、CADから起こした展開図を元に、実際にアルミ板を加工して脚部の部品(シャーシ)を作ってみます。例として、太もも部分のシャーシを作ります。
5-1.型紙の印刷
あらかじめ作成してあった太もも部分の展開図を、実寸で印刷して見ました。 見づらくてすみません。実寸といっても印刷時の誤差や、紙の伸縮なども影響してピッタリ正確とは行きませんが、この工作室ではほとんど無視できるレベルなので、これを型紙として利用します。
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5-2.アルミ板への転写
印刷した型紙の絵を、アルミ板に転写します。アルミ板は今回0.5mmのものを使用します。東急ハンズで30cm X 40cmのものが490円で売ってました。
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アルミ板に型紙のラインを転写するために、先ずはアルミ板に型紙を貼り付けます。このとき、アルミ板の端と、型紙上のラインをきれいに合わせておきます。 |
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貼り付けた型紙の上から、ボールペンで強めになぞります。この時、型紙のラインからずれたりしないように、慎重になぞります。型紙上に印刷されている寸法線などは必要ないので、なぞりません。ボールペンはペン先が痛むので、古くなって書けなくなったような物で十分です。 |
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全部なぞったら、型紙をはがします。アルミ板に、なぞった後が残っているのが見えますか? |
5-3.アルミ板を切る
アルミ板を、転写したラインに沿って切っていきます。厚さ0.5mmなら、金切りバサミで紙を切るように簡単に切ることができますが、厚さ1mmになると、結構力を入れながらでないと切ることは出来ません。特に強度が必要な場所は1mm厚を使いますが、それ以外は0.5mm厚にしておきます。
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左の写真は、金切りバサミで型紙通りに切り取ったところです。もともと形が単純だったので、簡単に切断できました。アルミ板を切った角の部分は尖っていて非常に危ないので、1.5mm程度角を落として面取りしておきます。 |
5-4.穴を開ける
板を切り取ったら、折り曲げる前に、所定の位置に穴あけをしておきます。
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ドリルで穴あけをする前に、ポンチでクボミを作っておきます。こうするとドリルの刃先がぶれないで、正確な位置に穴を開けることができます。机の上で行なう時には、少し柔らかめの木の板の上で行ないます。 |
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ポンチで作ったクボミに合わせて、電動ドリルで穴をあけます。ここではビス穴なので、2mmの穴をあけています。非常に簡単に、あっさりとあきます。 |
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ドリルであけたばかりの穴は、周囲がバリで尖っています。バリは大きめのドリルでちょっとグリグリしてやると、きれいに取れます。 |
5-5.アルミ板を折り曲げる
アルミ板を折り曲げる時には、ガイドとなる角棒を当てて、真っ直ぐに曲げます。
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厚さ0.5mmのアルミ板なら、角棒に合わせてきれいに折り曲げることが出来ます。でも、厚さ1mmくらいになると、きれいに折り曲げるのにもちょっと苦労します。写真くらいの大きめな板なら大丈夫ですが、2〜3cmくらいの小さなアルミ板を曲げる場合には、万力などで固定しながらしたほうが楽です。 |
5-6.太もも部分のシャーシ完成
で、太もも部分のシャーシが完成します。この部分は一番単純な部分だったので、簡単に作れました。これに後でウォームギヤボックスなどを取り付けて行きます。他の部分のシャーシも、こんな調子で作っていきます。
