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医食同源〜からだにいい食べ物〜第73号2004年11月2日発行
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『骨・歯の強化に効果のある食べ物』
★参考文献「食べ物が効く! 監修:田村哲彦 家の光協会」
「からだによく効く食べもの辞典 監修:三浦理代 池田書店」
【骨、歯を丈夫にしよう!】
一昔、芸能人は歯が命というCMがありましたが、一般の人にとっても歯は重
要です。
さらに、骨も弱いと腰痛や肩こり、骨折をしやすくなります。
歯や骨を構成するのがカルシウムです。
これが、不足すると骨密度が低くスカスカの骨になり、骨粗しょう症となり、
血行、血液に支障が出て、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
また、歯や骨を丈夫にすることは、私たちが生きていく上で、非常に重要だと
いうことに気付いている人が何人いるでしょう?
以前、カルシウムが不足するとイライラすると書きました。
カルシウムが精神安定に役立つからです。
私たちの体の中のカルシウムは、99%が歯や骨を構成し、残り1%が血液中や
筋肉、神経などにあります。
この1%のカルシウムが不足すると、骨から不足分を補おうとし、結果的に骨
が細くなります。
ここで、もう一度、カルシウムの役割を書き出して見ます。
<カルシウムのはたらき>
1.骨や歯を形成する
2.心臓の鼓動を保つ
3.筋肉を収縮させる
4.神経の伝達機能を促進する
5.神経の興奮をしずめ、精神を安定させる
6.血液を凝固させる
7.ホルモン、だ液、胃液を分泌させる
8.細胞分裂を促す
9.体内の鉄の代謝を援ける
10.体液、血液を弱アルカリ性にする
どれも生きていくのに必要な重要な役割を担っています。
つまり、心臓の鼓動、筋肉の収縮、神経の伝達、ホルモンだ液胃液の分泌、細
胞分裂、鉄の代謝、弱アルカリ性など生きていくためにカルシウムを絶えず消
費していくわけです。
われわれが生きていくのに酸素が必要なのと同じで、実はカルシウムも生きて
いくのに必要なのです。
それなのに、食べものからカルシウムを積極的に摂らないとしたら、一体どこ
からカルシウムを補給しなければならないのか?
それは、骨や歯からになります。
そうなるとどうなるか?
骨や歯が弱くなり、腰痛、肩こり、骨折の危険が増します。
カルシウムが不足して骨が細くなるとなぜ腰痛や肩こりに? と思う方もいら
しゃると思います。
よく考えてみてください。
骨は私たちの体を支えてくれているのです。
その骨が細くなったらどこで体を支えなければいけないのか?
どこに無理が生じるのか?
負担は全て肩や腰にいってしまうのです。
だから、肩こりや腰痛は恒常的にカルシウム不足に陥りやすい女性に多く発生
しやすいのです。
牛乳が嫌い。
シイタケも食べない。
生きているためには酸素同様重要な役割をこなすカルシウム。
しかし、カルシウムは恒常的に消費されてしまう。
食べものからカルシウムを摂取しなければ骨や歯でたくわえられたカルシウム
が失われていく。
そして、ますます不足するカルシウム。
最後には体の健康を保てない状態にまで陥ってしまいます。
2日で1リットルの牛乳を飲み干すくらいの努力が必要です。
息を止めたら私たちはたちまち死んでしまいます。
それと同様な心がけでカルシウムをとらないと、結果的には健康な体は手に入
りません。
ただでさえストレス過多な現代社会。
牛乳を毎日飲んでも足らないくらいです。
まして、飲まなければたちまちカルシウム不足になってさらにイライラするこ
とでしょう。
カルシウムは命の水といっても過言ではない栄養素の一つなのかもしれません。