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 医食同源〜からだにいい食べ物〜 第72号 2004年10月26日発行
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 『肝臓病予防に効果のある食べ物2』

 ・コンブ 

 ・シイタケ

 ・シジミ(オクタデセン酸) 

 ・ダイズ(ダイズサポニン) 

 ・タマゴ(メチオニン) 

 ・レバー 

 ★参考文献「食べ物が効く! 監修:田村哲彦 家の光協会」
      「からだによく効く食べもの辞典 監修:三浦理代 池田書店」

 【肝臓を学ぼう!】

 肝臓がいかに重要な働きをしているか?

 心臓は血液を体全体に行き渡らせる重要なポンプの働きがある。
 では、肝臓は?

 ここで即答できない方は、まだまだ肝臓のすばらしさに気付いていない人です。

 お酒を毎晩飲む人は肝臓をやられますよね。
 肝臓にはアルコールの分解機能があります。

 しかし、その肝臓のアルコール処理能力を上回る量のアルコールを体内に入れ
 ると、肝臓がオーバーヒートを起こし、ダウンしてしまいます。

 人間の体も機械も使いすぎると故障します。
 肝臓も同じです。
 アルコールを週2日休める休肝日をもうけるようにとお医者さんがいうのは、
 肝臓を休ませないとアルコールが分解できなくなり、有害なアルコールが体内
 に循環し、結果的に体を壊してしまうからです。

 浴びるようにお酒を毎晩飲む人は、タバコを毎日吸って肺ガンで死んでしまう
 のと一緒で、肝硬変で寿命を縮めて早死にする可能性が高まります。

 お酒もたしなむ程度なら百薬の長ですが、度を過ぎる場合は、薄い毒薬を飲ん
 でいると思ったほうがいいかもしれません。

 即効性ではなく、遅効性の毒薬。
 そんな風に考えると、お酒もたくさん飲めなくなりますよ。

 …私は以前ほど飲まなくなりました。

 肝臓にはこのようにアルコールや薬、有害物質を無害なものにする処理能力が
 あります。

 さらに、肝臓には食べ物を体内で使用できる栄養素に変える能力があります。
 肝臓が正常に機能していないと、せっかく食べた食べ物も有効に利用できない
 のです。
 
 人間の体は非常に精巧に作られています。
 そして、生きていくためにはいろいろな栄養素を必要とします。

 さて、その必要な栄養素をスラスラということができる人は今の日本人でどの
 くらいいるのでしょうか?

 現在は飽食の時代といわれていますが、ひそかに栄養不足の時代とも言われて
 います。
 あまりにも栄養学を知らないから、その弊害が出ています。

 五大栄養素をいえる人はどのくらいいるのでしょう。
 さらに、なぜ、炭水化物が必要なのか?
 その正しい答えを知っていれば炭水化物をとらないダイエットなど愚の骨頂と
 いう結論に達すると思います。

 話を戻して肝臓の能力に栄養の処理、加工能力があります。
 ご飯やパンなどの炭水化物は肝臓でブドウ糖に加工してもらい、はじめて体に
 役立ちます。

 逆にいうと、肝臓の機能が落ちていると、せっかく食べた食べ物が利用されず
 に体に栄養が行き渡らず、ますます不健康になってしまいます。

 肝臓を知らずに健康を語るなかれの意味はこのことから来ています。
 つまり、肝臓が健康でないと、体を健康に保てないのです。
 栄養素が体内に運ばれないから…

 体を作っているたんぱく質も肝臓でアミノ酸になってはじめて利用できます。
 
 肝臓は、栄養の加工、処理をし、アルコールや毒素の解毒・排泄だけでなく、
 いざというときのための栄養の貯蔵もしています。
 肝臓は沈黙の臓器どころか、多分、体の中で最も活発な臓器の一つです。

 このように私たちに体になくてはいけない重要な肝臓を、現代人はあまりにも
 酷使ししすぎています。

 暴飲暴食。

 これが一番肝臓には堪えます。

 アルコールを飲めばその解毒に大忙し。
 食べ過ぎれば、その食べ物を加工、処理し、さらには貯蔵するために大忙し。

 そして、肝臓はオーバーヒートしてしまう。
 さらには、脂肪肝や肝硬変の恐れもあります。

 肝臓が正常に機能しない限り健康は手に入らない。
 その事実を強く認識することから健康とは何かを考えても遅くないと思います。

 上記に上げた食べ物を食べ続けることで、強く健康な肝臓を維持していってく
 ださい。

 健康はまず内臓からです!

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