「ビリー・ワイルダー」アラカルト
ビリー・ワイルダー
の世界
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ビリー・ワイルダー
   1906〜2002

オーストリア生まれのワイルダーは、ドイツのタブロイド誌の記者として放蕩三昧の生活を送りながら脚本を書きつづけた。
そして認められた頃、ヒトラーが台頭してきた。ユダヤ人の彼はいち早くアメリカへ亡命する。

英語を話すことも書くこともできないワイルダーをハリウッドは暖かく迎えた。それは彼のストーリーテラーとしての才能を高く評価したからである。

日の当たらないアンチヒーローを描けば絶品である。
「失われた週末」’45ではアル中に悩む男を、「サンセット大通り」’50では過去に未練を残す大女優に殺される脚本家を、「第十七捕虜収容所」’53ではスパイと疑われる軍曹を描いた。

ロマンス物にも粋なセンスが光る。「麗しのサブリナ」’54、「昼下りの情事」’57など。
しかし、ワイルダーの真骨頂は晩年のジャック・レモンを中心としたコメディであろう。
特に「アパートの鍵貸します」’60の笑いとペーソスは誰にも真似ができるものではない。

 ワイルダーとシャーリー・マクレーン
シャーリー・マクレーンと
おどけるワイルダー
作品名 年度 主演
熱砂の秘密 ’43 フランチョット・トーン、アン・バクスター
深夜の告白 ’44 バーバラ・スタンウィック、フレッド・マクマレー
失われた週末 ’45 レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン
皇帝円舞曲 ’48 ビング・クロスビー、ジョーン・フォンティーン
サンセット大通り ’50 ウイリアム・ホールデン、グロリア・スワンソン
第十七捕虜収容所 ’53 ウイリアム・ホールデン
麗しのサブリナ ’54 オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガート
七年目の浮気 ’55 マリリン・モンロー
昼下りの情事 ’57 オードリー・ヘップバーン、ゲーリー・クーパー
翼よ!あれが巴里の灯だ ’57 ジェームス・スチュアート
情婦 ’58 マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン
お熱いのがお好き ’59 ジャック・レモン、トニー・カーティス
アパートの鍵貸します ’60 ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン
ワン・ツー・スリー ’61 ジェームズ・ギャグニー
あなただけ今晩は ’63 ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン
ねえ!キスしてよ ’64 キム・ノバク
恋人よ帰れ!わが胸に ’66 ジャック・レモン、ウォルター・マッソー
シャーロック・ホームズの冒険 ’70 ロバート・スティーブンス
お熱い夜をあなたに ’72 ジャック・レモン、ジュリエット・ミルズ
フロント・ページ ’74 ジャック・レモン、ウォルター・マッソー
悲愁ーフェドラ ’78 ウィリアム・ホールデン、マルト・ケラー
 

 
ワイルダーとジャック・レモン
「アパートの鍵貸します」の
演技指導をするワイルダー
シャーリー・マクレーンとジャック・レモン
「アパートの鍵貸します」の
シャーリー・マクレーンとジャック・レモン
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