「スタンリー・キューブリック」アラカルト
スタンリー・キューブリック
の世界
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    1928〜1999

キューブリックはブルックリン生まれで、父親が写真に興味を持っていたのに影響を受け、早くから写真を撮り始めた。17歳でルック誌に写真が載るほどの腕前だった。
’53年に「恐れと欲望」で長編映画デビュー。3作目の「現金に体を張れ」で批評家に認められた。
カーク・ダグラス主演の「突撃」で成功を収めたが、史劇大作「スパルタカス」では会社と対立してハリウッドに嫌気がさし、英国に渡る。それ以降、作家性を保持しながら、世界市場に作品を供給し続けた。
大の技術好きは有名で、「バリー・リンドン」では、ロウソクの明かりだけでも撮影可能なレンズシステムを開発した。しかし、飛行機が苦手で、アメリカの話も英国で撮ることがよくあったらしい。

作品数としてはそれ程多くは無いが、その一作一作が示唆に富んでいて、時には観客を煙に巻く。その代表例が「2001年宇宙の旅」だろう。公開時には〈思わせぶりで、退屈なSF〉との悪評も飛び出したが、年を追うごとに評価が高まり、今ではSF映画の金字塔として位置付けられている。
「この映画はメッセージではない。2時間19分のフィルムの体験なのだ。私は、観客の意識の底深く訴えかけるような・・・音楽がそうするような、濃密な主体的体験をビジュアルとしてクリエートしたかった」と、公開当時、キューブリックはインタビューに答えた。

作品のジャンルもSF、歴史劇、戦争、性、ホラーと多岐にわたるが、出来栄えはそれぞれのジャンルで一級品である。
作品名 年度 主演
恐れと欲望 ’53 フランク・シルヴェラ
非情の罠 ’55 フランク・シルヴェラ、ジェイミー・スミス
現金に体を張れ ’56 スターリング・ヘイドン、ジェイ・C・フリッペン
突撃 ’57 カーク・ダグラス、ラルフ・ミーカー
スパルタカス ’60 カーク・ダグラス、ローレンス・オリビエ
ロリータ ’62 ジェームズ・メイスン、スー・リオン
博士の異常な愛情 ’64 ピーター・セラーズ、ジョージ・C・スコット
2001年宇宙の旅 ’68 キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド
時計じかけのオレンジ ’71 マルカム・マクドゥウェル、パトリック・マギー
バリー・リンドン ’75 ライアン・オニール、マリサ・べレンスン
シャイニング ’80 ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル
フルメタル・ジャケット ’87 マシュー・モディン、アダム・ボールドウィン
アイズ ワイド シャット ’99 トム・クルーズ、二コール・キッドマン

現金に体を張れ

突撃

ロリータ

2001年宇宙の旅

時計じかけのオレンジ

スパルタカス

博士の異常な愛情

バリー・リンドン

シャイニング
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