
1910〜1998
黒澤明は映画という媒体の持つ力を最大限に生かし切り、日本はおろか世界中の人々に感動を与えた。
若き日から文学に親しみ、特にドストエフスキー、トルストイからの影響は彼の映画作りの上で生きている。ドストエフスキーからは精神的な人物造形を、トルストイからはドラマツルギ−を学んだという。
もともと画家志望だった彼の絵コンテは力強く、イマジネーションに満ち溢れている。
黒澤映画に一貫して流れるものは、悪に対して真っ向から立ち向かう姿勢である。こうありたいという信念である。善を行う人間である。
また、映画はあくまで娯楽と割り切り、サービス精神も旺盛で、いかな深刻な題材でも映画的な魅惑に満ちている。だから面白い。
七人の侍のリーダー、勘兵衛は黒澤の分身、いや、黒澤その人と言って良い。黒澤は世界の映画人にも多大な影響を及ぼした。コッポラ、ルーカス、スピルバーグ・・・。彼は映画界の勘兵衛であった。
黒澤亡き後も、黒澤映画は未来永劫語り継がれるであろう。
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| 姿三四郎 |
1943年・東宝 |
| 一番美しく |
1944年・東宝 |
| 続・姿三四郎 |
1945年・東宝 |
| 虎の尾を踏む男達 |
1945年・東宝 |
| わが青春に悔なし |
1946年・東宝 |
| 素晴らしき日曜日 |
1947年・東宝 |
| 酔いどれ天使 |
1948年・東宝 |
| 静かなる決闘 |
1949年・大映 |
| 野良犬 |
1949年・映画芸術協会=新東宝 |
| 醜聞(スキャンダル) |
1950年・松竹 |
| 羅生門 |
1950年・大映 |
| 白痴 |
1951年・松竹 |
| 生きる |
1952年・東宝 |
| 七人の侍 |
1954年・東宝 |
| 生きものの記録 |
1955年・東宝 |
| 蜘蛛巣城 |
1957年・東宝 |
| どん底 |
1957年・東宝 |
| 隠し砦の三悪人 |
1958年・東宝 |
| 悪い奴ほどよく眠る |
1960年・黒澤プロ=東宝 |
| 用心棒 |
1961年・黒澤プロ=東宝 |
| 椿三十郎 |
1962年・黒澤プロ=東宝 |
| 天国と地獄 |
1963年・黒澤プロ=東宝 |
| 赤ひげ |
1965年・黒澤プロ=東宝 |
| どですかでん |
1970年・四騎の会=東宝 |
| デルス・ウザーラ |
1975年・モスフィルム |
| 影武者 |
1980年・黒澤プロ=東宝映画 |
| 乱 |
1985年・ヘラルド・エース=グリニッチ・フィルム・プロ |
| 夢 |
1990年・黒澤プロ |
| 八月の狂詩曲 |
1991年・黒澤プロ=フィーチャーフィルムエンタープライズ |
| まあだだよ |
1993年・黒澤プロ=大映=電通 |
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